マンションは、所有か?賃貸か?
よく質問されることで、多くの方に関心のあることのようだ。
その答えは、「住む場所により異なる」と「売買価格=購入価格はアップダウン幅が大きく、賃料は幅が小さいので、上手く(安い時期に)買えるかどうかで異なる」が正しい答えとなる。とてもあいまいだが。
この問いをタワーマンションに限るとどうなるだろうか?ここでは、タワーマンションは21階建て以上の物件としておく。
利用しやすい「賃貸」
タワーマンションは都心の一等立地にあることが多く、賃貸として貸し出されている部屋も多く、賃貸物件としての人気も高い。都心のタワーマンションにおいては、とくに低層階では値段もそれほど高くなく、暗転した賃料、かつ値下りしにくいことから、投資としても人気が高い。
借りる側視点で考えると、交通の便がよく、共有スペースが充実、コンシェルジェもいるので、独り暮らしや共働きの方も安心、上層階ならば景色もよい、そして、たいてい同じマンションで複数戸募集しているから選択肢もある、という多くのメリットがある。
魅力ばかりではない「購入」
タワーマンションを購入する人の思いは色々とあるだろう。
利便性の良い場所に建っていることが多く、また大規模マンションならではの充実した共有スペース(ジム、ゲストルーム等)も魅力だろう。資産価値下落(=中古物件として販売した際に購入時よりどれくらい下がるか)も少ないと予想される。しかし、東京湾岸に建つタワーマンションは、同時期に大量に販売されているので、例えばいまから10年後あたりに一斉に中古物件が売りに出されるとすると、値崩れが起こる可能性もある。
一方、気になる点も挙げておきたい。メディアの報道によると、2017年度を目途に、タワーマンションに関する税制度が変わるかもしれないということだ。タワーマンション(特に上層階)では、固定資産税を評価する額と、実際の取引額に大きな開きがあることから、この差を利用した税の圧縮が行われている。その不公平を緩和しようというものらしい。この時点(2015年11月)まだ決まったわけではないが、その方向になりそうだ。
タワーマンションの売買価格×賃料価格(駅別)
さて、マンションンリサーチが保有する中古タワーマンション物件のデータの分析を行ってみたい。今回は、賃料と売買価格のから算出した公式に基づく“数式賃料”と実際の賃料を比べてみた。タワーマンションのくくりは、最寄り駅とした。
マンションリサーチが保有する売買価格(売り出し時点価格、平米単価)とその物件の賃料(応募価格・平米単価)をプロットしたのが図1だ。
これらの近似直線をとると、y=0.0038X となる。相関係数は、0.677なので、強い相関がある。
数式賃料>実際賃料 つまり現在、購入価格が高いことを示している。(もしくは、現在賃料が安い)この図の上のマイナス数字のカテゴリーが該当地で、溜池山王、青山1丁目、赤羽橋が最寄りの物件だった。
図の下のカテゴリーはその逆で、現在は、賃貸の方が割高で、購入の方が安いと(理論上では)、言える。
マンションナビの無料一括査定で、あなたのマンションを高く評価してくれる会社にまとめて査定依頼。わずか45秒でご利用でき、初めてマンションを売りたい方にオススメできる一括査定サイトNo.1に選ばれているので、安心してご利用いただけます。



